災害対策怠っていませんか?オフィスで必ずすべき対策とは
2023年5月31日
いざというときのオフィスの災害対策はできていますか?
多くの社員が働いているオフィスは災害対策を怠っていると、その分多大な危害を与えてしまいます。
今回は絶対に怠ってはいけないオフィスの災害対策をご紹介しますので、行っていない対策があれば今すぐにしておきましょう。
CONTENTS
オフィスの災害対策は「ヒト」と「モノ」の準備をすることです。
被害を最小限にし、会社を存続させるためにはどちらも欠けてはいけません。
今回は絶対に怠ってはいけないオフィスの災害対策を5つご紹介します。
知らないでは済まされないので、今回ご紹介する対策は絶対にしておいてください。
オフィスの災害対策としてすぐに取り組まなくてはいけないのが、データのバックアップです。
地震や火事などでオフィス内のパソコンが壊れてしまうと業務再開時に大きな障害になりますし、大切な顧客情報を紛失することにも繋がりかねません。
復元をスピーディーに行うためにパソコンのデータのバックアップは定期的に行うようにしましょう。
重要なデータは遠隔地でのバックアップも有効な対策です。
またパソコンは倒れやすいので、転倒防止対策を必ずしておきましょう。
転倒防止ベルトや粘着シートで固定しておくのがおすすめです。
オフィスにあるさまざまな家具はときとして社員の生死を脅かす凶器に変わります。
災害対策として以下のことを実施しておきましょう。
以上のような点を意識して対策してみてください。
また、避難通路を塞くことがないようレイアウトの配置や危険物の転倒・落下防止対策もしておくべきです。
災害はいつ起こるか分かりません。
そのため、いつ災害が来てもすぐにスムーズな対策が講じられるように、災害マニュアルは作成しておきましょう。
マニュアル作成のポイントは以下の4つです。
以上のポイントをおさえ、社員の命と会社を守る災害マニュアルを作っておきましょう。
担当者不在の場合も想定し、代行者を複数決めておくことも必要です。
また災害訓練後はマニュアルを必ず見直し、改善された最新のものにおきましょう。
オフィスで災害が起こったとき、家に帰れなくなったり、社員が怪我をしてしまったりする可能性があります。
そのため、飲料水や非常食はもちろんのこと、包帯や消毒液といった医薬品もオフィス内に備蓄しておきましょう。
水や食料の備蓄は、地震による断水などに備えて3日分程度用意しておくのがおすすめです。
飲料水は、一人あたり1日3リットルが目安となっていますので、社員の人数を考えてオフィスに備蓄しておきましょう。
また、エネルギーゼリー飲料も災害時にあると便利です。水分補給+栄養補給ができます。
蓋を開けるだけですぐ飲めますし、老若男女問わず支給することもできます。
ゼリー飲料は水よりも利尿作用が少ないため、水分補給として非常時におすすめです。
医薬品も用意するだけではなく、応急処置の方法までも知っておくと役に立つでしょう。
災害時にスムーズな避難や対策が講じられるように、定期的な防災訓練は実施しておきましょう。
会社の周辺環境や内装のレイアウトもその時々によって変わるので、最低でも一年に一回は実施しておいてください。
また、会社内だけではなく地域の防災訓練などにも参加しておくと、緊急時の連携や協力活動がしやすくなるので、機会があれば参加しておくのがおすすめです。
訓練実施後は、改善点を考察しマニュアルを更新しておくことを忘れないようにしましょう。
上記のことをふまえ、実践的かつ実用的な訓練をするためにシナリオのない訓練を実施することもさらに効果的です。
自社のオフィスで実施していない災害対策はありましたか?
実施していない対策は今すぐに講じていき、いつくるか分からない災害への準備をしっかりしておきましょう。
「ヒト」と「モノ」の準備が命を守り、被害を最小限にし、最速の復旧につながります。
社員の命も会社も守れる安全なオフィスを目指してください。
災害の防止対策をした後は、ぜひBCP対策の方も進めておきましょう。
早期復旧や優先事業などを再確認することで経営戦略の役にも立ちます。
オフィス分散もBCP対策に効果的なので検討してみてはいかがでしょうか。
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