毎朝の朝礼で悩んでしまうのが話のネタです。
スピーチの順番が回ってきたときに話すことがなくて悩んでしまうという経験は誰にでも1度はあるはず。
そこで今回は、朝礼のネタに困っている人に明日から使えるネタをご紹介します。
ここからネタを!朝礼で話せるビジネスの話題を紹介
朝礼で話すことは日常起こったことや、自分の考えで良いからそんなに難しく考えなくても、と言う人もいます。
しかし朝礼のネタで悩んでいる人の多くは、話すことがないというよりも「朝礼で話すにふさわしい話題」が枯渇している状態ではないでしょうか?
ネタさえあれば朝礼なんて乗り越えられる!という人に、今回はビジネスシーンにふさわしい話のネタをゲットできる、朝礼ネタの収集先をご紹介します。
1.日本経済新聞
朝礼で話すビジネスのネタの宝庫といえば、日本経済新聞です。
日本経済新聞はビジネスマンなら毎朝読んでいる人も多いので、朝礼のネタとしても扱いやすいですよ。
その日の朝に読んだ内容で一番自分が気になる内容を取り上げたり、一面の内容を話してみると、周囲の社員の関心が高い内容になるはずです。
2.経済雑誌
朝礼で使えるビジネスの話題を集めるには、経済雑誌もおすすめです。
プレジデントや東洋経済、日経ビジネスなど様々な種類のビジネス雑誌があり、ビジネス雑誌一冊の中でも話題が豊富です。
有名なビジネスマンの生の声や経験、ビジネスにおけるノウハウなどを集めることもできます。
その雑誌を読んでの自分の意見などをまとめられると良いでしょう。
3.インターネットサイト
ビジネスに関する朝礼ネタについて集めてあるインターネットサイトはたくさんあります。
上記のようなサイトを巡ってビジネスの話題探しをすれば、話題に困ることはありませんよ。
ただし、ガセ情報が多いのもインターネットの特徴です。
ガゼ情報に騙されないようにする、または、ガゼ情報を否定して正しい意見を導き出すような話が朝礼でできると一目置かれるかもしれませんね。
4.ビジネス書・経済小説
ビジネスに関する話題なら、最新の図書や小説からでも引っ張ってくることができます。
朝礼でビジネス書や経済小説を出せば、興味を持ってくれた部下が、本を購入してより多く勉強をする機会を与えられるでしょう。
ただ、いきなりビジネス書の中から話題をたくさん拾ってくるのは難易度が高いです。
そこでおすすめなのが、ビジネス本を要約しているサイト「flier」です。
このサイトは、忙しいビジネスマンでも定額で大量に読むことができますので、おすすめです。
また、ビジネス書に関してはこちらの記事でも取り上げていますので、本探しの参考にしてみてください。
5.自分の経験
本や新聞からでもためになる話を引っ張ってきてすることはできますが、一番相手にとってためになる話は、自分自身の経験です。
自分がビジネスの中で経験してきたこと、辛かったことや為になったことについて話をすると、聞き手も状況を追体験できるので、学びも多くなります。
ただし気をつけなければならないのは、自分の自慢話ばかりしてしまうことです。
朝から人の自慢話を聞かされるのはあまり気分が良くないですよね。
朝礼でおすすめなのは自分のビジネスでの失敗談です。
ビジネスでの失敗談から学ぶことを伝えることで、他の人の成長機会にもなります。
また、1~4で挙げた方法から得た話題と自分の経験を交えて話をすると、相乗効果でより相手に伝わりやすくなります。
より効果的に伝えるための伝え方
朝礼でのスピーチは、内容もさることながら、相手に伝わるような話し方をしなければなりません。
ここでは、相手に飽きずに最後まで聞いてもらえ、かつ相手に内容を伝えられるための話し方をお伝えします。
ポイント1.最初に結論、全体像を伝える
1分間でも3分間でも、朝礼をする際には必ずその日の話の全体像や結論を先に伝えましょう。
おすすめなのは、「今日の話を一言でいうと~~~です。」というような型にはめてしまうことです。
最初に全体像や結論がわからないと、結局何が言いたかったのかがわからず、必要なことの1割も相手に伝わらないでしょう。
最初に相手に全体像や結論を伝えたほうが、相手により伝わりやすくなります。
ポイント2.表情・声色は内容によって変える
朝礼の話の内容も大切ですが、内容に自分の声や表情をあわせるとより相手に伝わりやすいです。
例えば、真剣な話ならば真面目な顔でゆっくりと低い声で話したり、面白い話なら笑顔でテンポよく話を進めたりするなどです。
話の内容によってこのような差をつけると、聞き手は真剣に耳を傾けます。
ポイント3.身振り手振りをつける
朝礼では、話をするときには身振り手振りをつけると、相手の心に話を届かせやすくなります。
棒立ちで話しをするだけだと真剣度が伝わってこないですし、聞いている方も変化がないのでつまらなくなってしまいます。
ですので、少しでも身振り手振りを加えて話をすると、聞き手は注目をしてくれるので、より話を相手に伝えやすくなります。
ポイント4.前向きな言葉を使う
朝礼の内容によっては、マイナスのことを言わなければいけないときもあります。
しかし、完全にマイナスで話が終わってしまうと、聞き手はあまりいい気持ちにはなりません。
そんなときは、最後をプラスの言葉で締めくくるようにしましょう。
例えば、
「今のこの会社の停滞した状態は、今日話したことと似ているのでだめだ。皆真剣になろう。」
と伝えるより、
「今のこの会社の停滞した状態は、今日話したことと似ているのでだめだ。しかし、○○の点を改善すればこの状態から抜け出せるはずだから、皆真剣になろう。」
と言ったほうが、相手の心にすっと入っていきます。
ビジネスシーンの朝礼は”内容×伝え方”を意識しよう!
朝礼は相手だけでなく、調べたり伝えたりすることで自分自身の成長にもつながります。
朝礼が憂鬱な行事ではなく楽しめるようにネタ収集をしましょう。