実際に働いてみてわかった。悪いオフィスの条件とは?
2023年4月28日
オフィスの環境が社員に与える影響を知っていますか?
悪いオフィス環境だと社員への業務の妨げになる可能性があります。
「オフィスのこんなところが嫌だ」という点は、実際に働いてみないとわかりませんよね。
今回は働いてみてわかった不満の出る悪いオフィスの条件をまとめました。
これからオフィスを構える方やオフィスの移転を考えている方は参考にしてください。
CONTENTS
条件の悪いオフィスは環境や空間にストレスを感じることが多いです。
今のオフィスが悪いオフィスの条件に当てはまった場合は改善する必要があり、新しくオフィスを探す方は悪い条件のない場所を選ぶべきです。
今回は悪いオフィスの条件として、5つをご紹介します。
雑音が多くて騒がしい環境はもちろん仕事に支障がでますが、逆に音がないと人は不安になったり集中ができなくなったりする場合があります。
シーンとした静かすぎるオフィスでは、電話内容や社内での相談など会話内容が他人の耳に入ってしまうため、話しづらくストレスを感じる人が多いからです。
また、静かすぎることで普段は気にならないようなキーボードの音やコピー機の音など、些細な音が気になり集中できないといったことも起こります。
上述のような場合は川のせせらぎなどの自然音や、バックミュージックを導入するなど、BGMを流すとよいです。
PCを覗かれたり上司の視線を感じたりすると、気になって仕事に集中できない方も多いのではないでしょうか。
できれば、仕切りを用意して社員一人ひとりのデスクを作成してあげたいところですよね。
しかし、個々に仕切られたデスクを準備するのは予算もかかってしまいます。
そのような場合には、パーテーションなど可動式のパネルを活用して、オフィスの一部を隠れたスペースにしてはいかがでしょうか。
自由に作業場を移動できるようにすることで個人のスタイルに合わせて業務が行えるので、働き方の幅も広がります。
従来の「このデスクで仕事をしなくてはいけない」という条件を見直し、社員にストレスを与えないオフィスを設営しましょう。
私たちは日常で様々な光を浴びて生活していますが、人は人工の光を浴びすぎると眼精疲労や肩こりにつながるとされています。
オフィスは明るいほうが気持ちも良く、快適なオフィス空間を感じられると思いがちですが、その光が人工のものだとかえってストレスを与えかねません。
たとえば、同じ明るさの物でも直接照射せず間接照明にしたり、大きな窓を取り入れ太陽の自然な光が入るようにしたりするなど、オフィスの明るさを工夫するのはおすすめです。
オフィスの照明に関することはこちらの記事でもご紹介していますのでご覧ください。
十分な広さが用意されていないスペースでの仕事は誰でもやりにくいですよね。
人は閉塞感のある場所では圧迫感や息苦しさを感じるので、オフィスの広さは必ず計算してから決めましょう。
一般的に、オフィスの広さは社員一人につき1~3坪が基本です。
今後、社員の増員を見込む場合にも大事になるポイントなので、働く人数と坪数を計算しておおよその必要サイズを把握しておきましょう。
また、オフィスの天井の高さはおよそ2.6メートルが適切とされているので、この点も気をつけなければなりません。
この2点を押さえてオフィス選びをしましょう。
オフィス面積についてはこちらの記事でもご紹介していますのでご覧ください。
オフィスに必要な面積は?ゆとりある職場にするための3つのルール
オフィスの「空気」にも一人あたりの適切な量が決められています。
(気積)
第六百条 事業者は、労働者を常時就業させる屋内作業場の気積を、設備の占める容積及び床面から四メートルをこえる高さにある空間を除き、労働者一人について、十立方メートル以上としなければならない。引用:安全衛生情報センター
上記の条件を満たすと同時に、換気をおこない、オフィスに溜まった淀んだ空気を入れ替え、新鮮な空気を取り入れることを心がけましょう。
オフィスの空気が新鮮でないと、オフィスの雰囲気はもちろん、頭の回転も乏しくなり社員のミスや事故にもつながりかねません。
条件の悪いオフィスは、広さや空間などの環境面が大きく関わっていることが分かりました。
オフィス環境が悪いと新しい社員が入ってこなかったり、今いる社員が退職する原因になりかねません。
あなたのオフィスにも思い当たる節はあった場合はできるところから改善していきましょう。
ちょっとした工夫を積み重ねることで条件のよいオフィスへと生まれ変わります。
オフィスバンクでは、物件条件を細かく指定して検索できるため、あなたの企業にぴったりのオフィスが見つかります。
お問い合わせも承っておりますので、こちらからお気軽にご連絡ください。