オフィスに必要な面積は?ゆとりある職場にするための3つのルール
2023年1月31日
テレワークやフリーアドレスが普及し、自社のオフィスの環境を見直している企業の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オフィスで気持ちよく働くためには、社員1人当たりの面積が十分に確保されていることが重要です。
今回は快適な職場にするために必要なオフィスの面積についてご紹介します。
オフィスの環境を改善したい方は、ぜひ参考にしてください。
CONTENTS
オフィス面積が小さすぎると導線が狭くなり日常の業務に支障が出るかもしれません。
一方で、オフィス面積が大きすぎると賃料や電気代などのコストがかさむ原因になります。
社員が快適に過ごせるオフィスをつくるには、社員の数や導線を踏まえたうえで適正な広さを決めるのがおすすめです。
今回はゆとりのある快適なオフィスをつくるための3つのルールをご紹介します。
快適なオフィスをつくるために、まずは必要なオフィスの面積を求めましょう。
1人あたりに必要なオフィスの面積は、3-4坪が目安であり、社員の数が15人だと、45-60坪程度が適当です。
しかし、実際は業種によって適している作業面積は異なります。
デスクワークが中心の業種であればパソコン作業ができる環境が整っていれば済むため、3坪ほどで十分です。
フリーアドレスを導入する企業であれば、固定のデスクに私物や資料を置く必要がなく、さらにスペースを省けます。
一方で、製造業などは、製品や原材料を保管するスペースが求められるため、時には4坪以上の広さが必要になることもあります。
このように、業種や職種に合わせて、どれくらいのオフィスの面積が必要かを判断することが大切です。
これから事業拡大に伴い、社員を増やしたり新しい設備を導入したりする予定の企業は、オフィスの面積を広めに見積もりましょう。
賃貸オフィスを契約する際によく聞かれるのが、「ネット面積」と「グロス面積」という言葉です。
ネット面積は「実際に使える面積」を意味し、グロス面積は「実際に使える面積だけではなくトイレや廊下と言った共有スペースも含めた面積」を表します。
たとえば、同じ面積、同じ賃料の2つの物件があり、それぞれの面積の表記がネット面積とグロス面積で分かれている場合、ネット面積で表記している物件の方が使える面積が広く、コストパフォーマンスも高いと判断できます。
注意が必要なのが、オフィスを借りる際、表記されている面積がネット面積かグロス面積かが明記されていない場合です。
「契約時に聞いた坪数と、実際に使える坪数が違う」という事態を避けるためにも、管理者に確認を取ったり、実際に物件に足を運んでみたりすることがおすすめです。
オフィスを余裕のある広さにするためには、スペースに余白を設けることが大切です。
空間にものが所狭しと並んでいると、どこか窮屈な印象のオフィスになってしまいます。
一般的に、スペースにゆとりのある職場をつくるためには、全体の面積の7割を余白のスペースにする必要があると言われているため、その点を意識しながらレイアウトを考えましょう。
別の記事では導線を意識したオフィスのレイアウトについてご紹介しているので、こちらも併せてご覧ください。
【必読】オフィスレイアウトを考える時に絶対欠かせない導線とは
また、スペースを確保するのが難しい場合は、オフィス家具の選び方、置き方を工夫して室内を広く見せるのも1つの方法です。
たとえば、壁紙、カーテンなどを明るい色合いにすることで、フロア全体を広く見せる効果が期待できます。
パーテーションや本棚・キャビネット類で目線が遮られてしまう場合には、できるだけ背が低めの家具に変えてみましょう。
パーテーションの代わりに観葉植物を置くことで閉塞感が緩和され、社員のリラックス効果も見込めます。
今回は快適なオフィスをつくるために必要な3つのルールについてご紹介しました。
社員数だけでなく、オフィス家具を置くためのスペースや余白を設けることなども考慮しながら、必要なオフィスの面積がどのくらいかを考えてみてください。
また、オフィスの移転にはさまざまなメリットがあることはご存じでしょうか。
別の記事ではオフィス移転をする理由やメリットについてご紹介していますので、こちらも併せてご覧ください。
成功する企業はやっている!オフィス移転をする3つの理由とは?
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