移転先のオフィスはどのくらいの広さを想定していますか?
想定している移転先のオフィスの広さと実際に必要なオフィス面積は意外と差があるかもしれません。
ゆとりのある職場をつくるには必要なオフィス面積を理解しておきましょう。
必要なオフィス面積とは?広々とした職場にするための3つのルール
オフィス面積が狭すぎると、日常の業務に支障が出る可能性がありますし、逆に広すぎると便利性が失われてしまう原因にもなりかねません。
今回はゆとりのある快適なオフィスにするための3つのルールをご紹介します。
1. 必要なオフィスの面積を求める
まずは、必要なオフィス面積を社員の数で求めていきましょう。
ゆとりのあるオフィスにするためには、社員一人当たり3~4坪は必要とされています。
そのため、社員の数が15人ほどだと、約45~60坪程度のオフィスが必要です。
ただ、これから事業を拡大していき、社員を増員したり、新しい設備を導入したりする可能性が高い場合は、もう少し広いオフィスを選ばなくてはいけません。
短期だけでなく、会社の将来も考えた上で必要なオフィス面積を求めてください。
2. ネット面積で計算する
ネット面積とグロス面積を聞いたことはありますでしょうか。
ネット面積は実際に借りるオフィスの広さを指し、グロス面積はトイレや廊下といった共有スペースの広さも足した面積となっています。
実際にオフィスの広さを計算していくのはネット面積の方ですので、ご注意ください。
ただ、不動産の情報全てがネット面積で出されているとも限らないので、必ず出ている情報がネット面積なのかグロス面積なのかは確認しておきましょう。
3. お部屋の余白を多くする
オフィスを余裕のある広さにするためには、借りるお部屋の余白を多くすることが大切です。
空間にものが所狭しと並んでいると窮屈に感じてしまいますので、物がないスペースや壁や床が見える程度の広さが必要になりますね。
オフィスではディスクやコピー機、収納棚等、沢山の家具がありますが、これらの家具を上手にレイアウトし、余白を多くしていきましょう。
一般的にゆとりのある職場を作るためには全体の部屋の内の7割は空白である必要があります。つまり、物が無いところが7割必要ですので、余白の多いレイアウトを心がけましょう。
また、レイアウトを考える際は以下の記事をご参考に、業務の導線も確認して、仕事効率が良くなるレイアウトにしていきましょう。
【必読】オフィスレイアウトを考える時に絶対欠かせない導線とは
広々とした面積で快適なオフィスライフを
ゆとりのあるオフィスにするための3つのルールはいかがでしたか?
家具を入れたら狭くなってしまったというようなことにならないためにも、必要な面積を理解して広々としたオフィスで快適なオフィスライフを送ってください。
まずは、社員の人数からゆとりのあるオフィスの面積を計算してみてはいかがでしょうか。