気になるオフィスを開設するタイミング。人数や会社規模は?
2023年2月28日
オフィスはいつ開設するべきなのでしょうか。
企業の売上や事業計画などによって、オフィスを開設すべきタイミングは変わってきます。
ベストタイミングを逃してしまわないためにもしっかりとポイントをおさえておくことが大切です。
今回はいつオフィスを構えたら良いか分からないという方に向けて、オフィス開設のタイミングについてご紹介します。
CONTENTS
オフィスを構えるにはタイミングが重要です。
今回はオフィスを開設する最適のタイミングを3つご紹介します。
オフィスの賃料は企業にとっても大きな経費の一つです。
そのため、オフィスを開設するタイミングは企業として賃料が負担できる会社規模になったときがおすすめです。
一つの基準として売上に対してオフィスの賃料が10~20%以内の範囲だと適正であると言われています。
仮に借りたいオフィスの賃料が月20万円の場合は、月の売上が200万円ないと賃料が大きな負担となってしまいますので経営に影響がでてしまうでしょう。
そのため、オフィスの賃料を負担できる会社規模かどうかを売上と照らし合わせながらオフィスを開設するタイミングを計ってください。
別の記事では、より良いオフィスを開設するためのポイントについてご紹介しておりますので、こちらも併せてご覧ください。
事務所の値段だけ見ていませんか?良い物件を見つけるマル秘テク
新規事業のために融資を受けたいときはオフィスを開設するのがおすすめです。
バーチャルオフィスや自宅で仕事をしている場合だと、金融機関からの信用度がなく融資がされにくいというケースがあります。
新規事業のために大きな融資が必要になったときはオフィスを立ち上げて、金融機関からの信用度を得やすくしましょう。
アルバイトやパート、もしくは正社員のフルタイムの稼働率が高まったときはオフィスを構えるタイミングの一つです。
初めはフルタイムで勤務する社員の数は少ないと思いますが、社員の勤務時間がフルタイムの稼働率と比べて7割を超えるようになるとオフィスを構えるタイミングのため、一つの目安としてぜひ参考にしてください。
オフィスの開設が多い時期は、以下の3つの期間に分かれています。
オフィスの開設が最も多い時期は、1月から3月だと言われています。
これらの時期は会社の決算時期と重なるため、決算前に経費を消化し、節税を図る会社は少なくありません。
9月から12月もオフィス開設が多い時期です。
10月や12月に決算を行う会社もあるため、繁忙期の前にオフィス移転を済ませたいという企業が多いのです。
1月や3月と同様、決算時期と重なる時期にオフィス開設が増えることを覚えておきましょう。
決算時期周辺以外では、5月が最もオフィスの移転が多い時期です。
5月にオフィス開設が多い理由としては、以下があげられます。
また、5月で移転を終えたい場合は、前年の11月ごろから動きはじめるのが最適です。
ここまで、オフィス開設が多い時期をご紹介しました。
スムーズにオフィスを開設したいという方は、引っ越しの閑散期である6月から8月がおすすめです。
引っ越しの閑散期となれば、新しい物件を見つけやすいだけでなく、引っ越しの費用も抑えられる可能性が高いです。
また、節税したい場合には、1月から3月がおすすめの開設時期です。
決算時期にあわせて経費を使えば、節税を図れるためです。
また、経費となる移転費用は以下のように多く存在します。
節税をしたい場合には、経費となる移転費用をしっかりと把握しておきましょう。
最後に、普段の業務が多忙であり、オフィスを開設したくてもできない場合には、5月もしくは9月がベストのタイミングの可能性があります。
これらの時期には大型連休があるため、休みの日を使って開設を進められるためです。
年によっては多くの祝日が重なり、例年以上の長期休暇になる場合もあります。
忙しい場合には、5月または9月のオフィス開設を検討してみましょう。
別の記事では名古屋でオフィス移転をするのに最適な時期についてご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
知らないと経費が無駄に?名古屋でオフィス移転するのにぴったりの時期とは
オフィスを開設するには売上や新規事業、社員の稼働率にも気をつけていかなくてはいけません。
会社として絶好のタイミングでオフィスを開設できるよう準備を進めましょう。
ただ、オフィスを開設するには様々な手続きがあるので確認しておくのがおすすめです。
別の記事では、オフィス開設の手続きについてご紹介していますので、気になる方はこちらも併せてご覧ください。