名古屋で事務所を探す時に知っておきたい!敷金・礼金の見方
2021年11月25日
誰でも一度は聞いたことのある敷金・礼金という言葉。
自宅用のマンションやアパートの賃貸契約を結ぶ際によく耳にしますが、名古屋での事務所の賃貸契約にも使われます。
しかし、目に触れる機会が多い反面、敷金・礼金の見方を理解している人はそう多くないのではないでしょうか。
実際、名古屋の事務所を探している方の中にも、パッと目についた名古屋の事務所の敷金・礼金が高ければ、候補から省いているという方もいませんか?
また、名古屋で事務所を借りる際には、敷金・礼金、賃料などの予算がいくらかかるのかわからない方はいらっしゃいませんか?
今回は、敷金・礼金の詳しい見方と、高い場合と安い場合の双方のメリット・デメリットをご紹介していきます。
CONTENTS
「敷金」は、名古屋で事務所の賃貸契約を締結するにあたり支払うお金で、賃貸料金の滞納リスクや何らかの損害が発生した時のために、不動産の所有者に預けておく保証金のことを指します。
もし賃貸していた名古屋の事務所に何らかの損害を生んでしまった場合、敷金から補修費が賄われ、賃貸の契約期間を終えて修理や修繕が必要ない場合には、支払ったお金は戻ってきます。
「礼金」は不動産の所有者に対して、謝礼金として支払っていた慣習の名残で、名古屋で事務所を貸してくれたことに対する感謝の意味を込めて支払うもので、手元には戻ってきません。
この敷金・礼金の金額はさまざまですが、どのような点に注目すれば良いのでしょうか。
敷金・礼金が安い名古屋の事務所は必ずしもお得だとは言えない場合もあります。
まずは名古屋の事務所を借りる際の敷金の目安について。
名古屋では賃料の1〜2ヶ月分が設定されていることが多いですが、これよりも安価な事務所もあります。
ただし、敷金が安いからと言って、全体の費用が安くなるとは限りません。
その分、退去時や補修・修繕の際に別途費用が発生してしまう可能性もあるためです。
反対に、敷金が高い事務所であれば、退去時の補修・修繕に費用がかからない可能性が高くなり、余剰資金は返金される可能性もあります。
名古屋で事務所を借りる際には、毎月かかる費用を計算しながら長い目で見て予算を組むことが重要です。
敷金が安い | 敷金が高い | |
メリット | 初期費用の大幅カット | メンテナンス等の費用が不要で余剰分は返金される |
デメリット | 退去時のメンテナンス等で費用が発生 | 初期費用が高くなり見積もりが立てにくい |
名古屋では、敷金同様、1〜2ヶ月程度の金額が礼金として設定されていることが多いです。
礼金は敷金と違い返ってくることのないお金ですので、名古屋で事務所を借りる際には、初期費用として計上できるか額かどうかを判断する必要があります。
礼金が安い場合のメリット・デメリットは、初期費用を削減できる反面、その分毎月の賃料が高く設定されていることもある点です。
全ての事務所に当てはまるわけではありませんが、初期費用を削減させようとするあまり、名古屋の他の事務所よりも高めに設定されている事務所を借りてしまうと、結果的に固定費が増えてしまいます。
名古屋で事務所を借りる際には、敷金・礼金だけでなく、賃料やその他の費用も考慮して事務所選びをするようにしましょう。
礼金が安い | 礼金が高い | |
メリット | 初期費用の大幅カット | 不動産所有者との良好な関係づくり |
デメリット | 毎月の賃料が高く設定されている可能性がある | 初期費用の高騰 |
名古屋で事務所を探す際には、敷金や礼金、賃料などを比較・検討することが重要です。
とは言え、検討すべき項目はこの他にも数多くありますので、一からご自身で探すとなると多くの労力が必要になります。
ですので、賃料や部屋の広さ、必要な設備などといった情報がある程度決まれば、名古屋の不動産のプロに相談することがおすすめです。
弊社オフィスバンクは、名古屋市中区に会社を構えており、名古屋の不動産を数多く取り扱っております。
皆様のご希望に沿う名古屋の事務所もご紹介できますので、ぜひ一度お問い合わせください。
敷金・礼金に関しては、安いか高いかどちらがお得であるかを完全に言い切ることはできません。
双方にメリットもデメリットも存在しているためです。
初期費用をなるべく抑えて名古屋の事務所を探すのか、長く入居することを見据えて予算を組むのかは会社によって変わってきます。
会社の経営状況に合わせて、何を重視するのかによって事務所を選ぶようにしてみてください。
こちらの記事では、名古屋の事務所探しで注意すべき事項を5つご紹介しています。
名古屋で事務所を探しておられる方は、ぜひ併せて参考になさってください。