貸事務所について解説!レンタルオフィスとの違いやメリット・デメリットをご紹介

貸事務所について解説

2024年5月24日

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貸事務所について解説!レンタルオフィスとの違いやメリット・デメリットをご紹介

貸事務所について解説

開業や移転に際してオフィスが必要となったものの、一から建物を建設するとなると時間も費用もかかります。

手軽に利用できるオフィスとして多くの企業から支持されているのが、「貸事務所」です。

今回は、貸事務所のメリットやデメリットについて解説します。

レンタルオフィスとの違いについても説明しますので、開業や移転を検討しているという方は、ぜひ参考にしてください。

貸事務所とは?

オフィス
オフィス利用を目的として貸し出すために用意された物件を「貸事務所」といいます。

物件自体はオフィスとして利用できるものの、家具や家電、備品といったアイテムは一切用意されていないため、自身で揃える必要があります。

一般的なアパートやマンションをイメージすると、わかりやすいでしょう。

貸事務所で借りられるものは、物件(建物)のみであるため、必要な物を用意しなければならないという点には注意が必要です。

元々、オフィス利用を目的として貸し出されていることから、アパートやマンションのように住宅街に位置する物件は珍しく、大抵はオフィス街や繁華街にあります。

そのため、通退勤に不便さを感じることは少なく、来客が多い不動産会社や弁護士事務所でも安心して利用できるでしょう。

 

貸事務所のメリット

メリット
貸事務所を利用するメリットには、「自社の信頼度が上がる」という点が挙げられます。

小規模な企業である場合、事務所を持たずに経営している方もいますが、会社の所在地が明記してある方が顧客に安心感を抱いてもらえます。

企業として信頼してほしい、安心して来客してほしいという想いがある場合には、貸事務所を契約して所在地を公表しておいた方が良いといえるでしょう。

また、貸事務所には「内装を自由に変更できる」というメリットもあります

手軽に利用できるオフィスといえば「レンタルオフィス」も有名ですが、レンタルオフィスの場合は、備え付けの設備が限られています。

また、レイアウトや内装を勝手に変更することはできないため、社員が働きやすい環境を整えることは難しいです。

その点、貸事務所であれば、オーナーの許可さえあれば自由にレイアウトや内装、設備を変更できるという点も大きなメリットだといえます。

 

貸事務所のデメリット

デメリット
貸事務所のデメリットには、「初期費用がかかる」という点が挙げられます。

上述した通り、家具や家電、備品の準備に費用がかかることはもちろん、契約時には敷金や礼金といった費用も必要となるため、ある程度まとまった資金を準備しておく必要があるという点には注意が必要です。

また、貸事務所には「手続きに手間と時間がかかる」というデメリットもあります

貸事務所を契約すれば、すぐに利用できるというわけではありません。

レイアウトを考案したり、場合によっては内装工事が必要となったりします。

また、家具や家電、備品も注文してから配置するまでに時間がかかることから、オフィスとして利用するまでに最低でも1ヵ月程度の準備期間が必要です。

 

オフィス移転を検討しているという方は、下記ページもご覧ください。

オフィス移転の注意点とは?作業をスムーズにするための4つのポイント

 

貸事務所とレンタルオフィスの比較

オフィスを用意したいと考えた時に候補として挙がるのが「貸事務所」と「レンタルオフィス」です。

両者には、どのような違いがあるのでしょうか。それぞれの特徴を比較してみましょう。

貸事務所とレンタルオフィスの違い

貸事務所とレンタルオフィスでは、主に以下の点が異なります。

・契約の方法
・オフィス利用できるまでの期間
・レイアウトや内装の自由度

 

貸事務所は、物件を借りるためにアパートやマンションのように、賃貸契約を結ぶ必要があります。

対してレンタルオフィスは、カラオケやジムのように、サービスに対して利用料を支払う必要があります。

貸事務所の場合は、オフィス利用を開始するまでに多くの手間と時間がかかりますが、レンタルオフィスであればすぐにでも利用できるという点が大きな違いです。

また、貸事務所とレンタルオフィスでは、レイアウトや内装に関する制限も異なります

レンタルオフィスではレイアウトや内装が変更できないことが多く、貸事務所はオーナーの許可を得られれば変更できるという点が大きな違いです。

レイアウトや内装を自由に変更したいのであれば、貸事務所を選択すると良いでしょう。

貸事務所とレンタルオフィスどちらがおすすめ?

選択
すぐにでも作業が行えるオフィスがほしいという場合には、レンタルオフィスがおすすめです。

しかし、融資を受けるために企業としての信頼度を上げたい、長期的にオフィス利用したいという場合には、貸事務所がおすすめです

初期費用はかかるものの、長期的に利用すればレンタルオフィスよりも費用を節約できる可能性があるため、一時的にではなくこの先ずっとオフィスとして利用する予定があるのならば、貸事務所の方がお得だといえるでしょう。

具体的にどのようにオフィスを利用したいのかシミュレーションしてみて、自社に合った方を選択してください。

 

自社に合った貸事務所を探して快適なオフィスを実現

貸事務所には、長期的に安定して利用できるというメリットがあります。

開業や移転に際してオフィスが必要となった際には、貸事務所も選択肢に入れましょう。

貸事務所をお探しの方は、オフィスバンクへご相談ください。

企業様に合ったオフィスをご紹介するだけでなく、移転に関してもお気軽にご相談いただけます。

 

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