オフィス移転にはどのくらいの予算が必要かご存じでしょうか。
オフィスの賃料が注目されがちですが、実際には賃料以外にも引っ越し作業代やネットワーク工事代など、オフィス移転には何かと費用がかかります。
今回は中小企業のオフィス移転にはいくら必要なのかについてや、おすすめのオフィスをご紹介します。
いくら必要?中小企業のオフィス移転費用の相場をご紹介!
オフィス移転をする場合、社員数やオフィスの大きさなどによって費用は大きく変わります。
今回は中小企業向けに、10~20人のオフィス移転時の相場を賃料や工事費なども含めてご紹介します。
賃料の相場
業務内容などによっても必要な坪数は変わりますが、1人当たり3~4坪のスペースが必要です。
そのため、10人の場合は約30~40坪、20人の場合は約60~80坪の広さのオフィスを探すといいでしょう。
また、立地やビルの建築年数によっても変わりますが、賃料は1坪あたり1万円前後のオフィスが多いです。
そのため、10人のオフィスなら約30~40万、20人のオフィスなら約60~80万円が相場です。
賃料の他にも、オフィスを借りる際には賃料の数か月分の敷金や礼金がかかります。
ビルの清掃や維持管理のために共益費を徴収するオフィスもあるため、忘れずにチェックしておきましょう。
現事務所の退去費用の相場
オフィスを退去するときは、貸主からできる限り借りる前の状況に戻す「原状回復費用」が求められます。
オフィスの大きさやどこまで修繕する必要があるかによって変動しますが、30~40坪のオフィスであれば1坪あたり2~5万円、60坪を超えてくるようなオフィスであれば1坪あたり5~10万円の費用がかかります。
工事費や諸経費の相場
オフィス移転の際には、引っ越し代や電話工事代、ネットワーク工事代などの諸経費がかかります。
場合にもよりますが、上記の経費は1坪あたり約10~20万円かかるとされています。
そのため、30~40坪のオフィスの場合は300~800万円、60~80坪のオフィスなら約600~1,200万円を見積もりしておくと良いです。
全体的な相場
以上のことから、オフィス移転にかかる全体の費用の相場は次のようになります。
- 10人のオフィスの場合:約390万円~1020万円
(※賃料:30~40万円+原状回復費用:60~200万円+諸経費:300~800万円)
- 20人のオフィスの場合:約1,000万~2,000万円
(※賃料:60~80万円+原状回復費用:300~600万円+諸経費:600~1,200万円)
ただし、原状回復費用や工事費に関しては、業務の形態などによって大きく変動する可能性があります。
オフィス移転の際には、不動産会社などに相談して必ず見積もりを取るようにしましょう。
名古屋で移転するならここ!おすすめの物件2選
オフィス移転には、賃料だけでなく原状回復費用や工事費など、さまざまな面で費用がかかることがお分かりいただけたかと思います。
しかし、オフィス移転の際には、費用のほかにも立地や設備などの点に注目することが大切です。
ここからは名古屋でオフィスをお探しの方に、おすすめの物件を2つご紹介します。
1.ソアービル泉
名古屋の東区にあるこのオフィスは、1坪あたり1万円と、相場並みの賃料です。
一方で、久屋大通駅から徒歩6分とアクセスも良く、通勤しやすい場所にあります。
また、空調などの設備も整えられているため、コストパフォーマンスが高いオフィスです。
1階にはコンビニエンスストアがあり、社員の満足度向上にもつながります。
所在地 | 名古屋市東区泉1₋2‐3 |
沿線・最寄り駅 | 地下鉄名城線/桜通線・久屋大通駅 徒歩6分 |
築年 | 1991年 |
構造 | RC |
2.名古屋若宮ビル
このビルは、日本のなかでも有数の繁華街である栄エリアに位置しています。
栄には商業施設や公園など文化的な施設が多く、人が集まりやすいエリアのため、集客をしたい企業におすすめです。
また、このビルは矢場町駅から徒歩2分という好立地だけでなく駐車場も備えており、地下鉄と車、両方で通える点もうれしいポイントです。
所在地 | 名古屋市中区栄5 |
沿線・最寄り駅 | 地下鉄名城線・矢場町駅 徒歩2分 |
築年 | 1989年 |
構造 | SRC |
相場を把握して予算にあったオフィス移転を
今回はオフィス移転にかかる費用の相場と名古屋でおすすめの物件についてご紹介しました。
オフィス移転には多額のお金が必要となるため、少しでも費用を抑えたいという方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
オフィスバンクのHPでは、金額・面積の条件からオフィスを探すことができますので、ぜひご活用くださいませ。