働き方の改革が進み、人々の仕事の方法は多様化しています。
会社に出向き、デスクに座ってPC画面と向かい合いながら業務を行う古典的なワークスタイルには、確実に変化が生じています。
いわば、「ワークスタイル革命」が起こっているとも言うことができるでしょうか。
今回ご紹介する「ワークスタイル革命」で、名古屋の皆様に少しでも興味を持っていただき、名古屋にもその旋風が巻き起こることを望んでいます。
進むワークスタイル革命
「ワークスタイル革命」。
少しばかり大げさなネーミングをしてしまいましたが、言い換えるならば、働き方には様々な変化が生じているということです。
その代表的なものが、デスクに座ってではなく、立って仕事をする「スタンディングワーク」。
そして、個室ではない開かれたスペースで仕事をする「コワーキング」の2つです。
見慣れない横文字ですが、一体どのようなものなのでしょうか。
このワークスタイル革命の二枚看板について、少しご説明します。
スタンディングワーク
「スタンディングワーク」とは、読んで字のごとく、立って仕事をすることを言います。
あまりにも文字通りすぎますが、考えてみると、会社のオフィスには、人数分のデスクと椅子が用意されており、誰もがそこに腰かけて仕事をしています。
立って仕事をしている人など、見かけないと言っても過言ではないでしょう。
立って仕事をするワケ
ではなぜ昨今、スタンディングワークが流行の兆しを見せているのでしょうか。
それは、健康志向にあります。
座って仕事をすることには、健康の観点からいくつか問題があるとされたのです。
これまであまり着目されてこなかった「仕事と健康」についての見直しがされつつあるところです。
驚きの医学的データ
アメリカでは、「1日6時間座って過ごす人は、座る時間が3時間未満の人に比べ、死亡リスクが女性で34%、男性で17%高くなる。」といった医学的な調査結果の発表がされました。
それを受け、主にシリコンバレーの企業を中心に、スタンディングデスクに変える社員が増加しているのです。
コワーキング
コワーキングとは、オフィスでも家庭でもなく、図書館やカフェなどのオープンスペースで仕事をする人々の集合を言います。
彼らは基本的にはどの企業にも所属しておらず、フリーランスでの活動を主としていたり、起業して間もない起業家であったりします。
そうした人々が社会的交流を求め、またその交流によるインスパイアやシナジーを得るために外へ出て、集まって仕事をすることによって、「コワーキング」が生まれました。
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増加する「コワーキングスペース」の利用
上述した人々のため、「コワーキングスペース」と呼ばれる新たな場所も提供されるようになってきました。
賃料や共益費などの固定費を削減できる分、レンタルオフィスより低コストで、電源やWi-Fiなど情報環境も整備されていることがコワーカーを魅了しています。
実は名古屋にも、それほど多くはありませんが、「コワーキングスペース」は存在しています。
デスクワークにとらわれないオフィスづくりを
今回は「ワークスタイル革命」についてご紹介しました。
本記事では海外のお話が中心でしたが、名古屋でもその働き方ができるのです。
せっかくの移転ですから、働く場所だけでなくスタイルも変えてしまおうといった企業もいらっしゃるのではないでしょうか。
オフィスに、デスクにとらわれない働き方を、名古屋で始めてみませんか?