オフィス開設時には、準備しなければならないものがたくさんあります。
今回は、スムーズにオフィスを開設して業務をスタートできるように、事前に揃えておきたい備品や消耗品をご紹介します。
必要なものがわからないという方は、ぜひ参考にしてください。
オフィス開設に必要なもの5選
業務をスタートさせるために、何を用意すれば良いのでしょうか。
オフィス開設に最低限必要なものを5つご紹介します。
①通信環境
・固定電話の設置
・パソコン
・コピー機、印刷機
業務をおこなう上で必須となるのが、通信環境です。
近年は、固定電話を設置しない企業もありますが、外部との連絡手段は必須です。
固定電話がない場合は、ChatworkやSkype、Zoomといったツールを用いて連絡を取ることになるでしょう。
業務でも使用するため、パソコンやインターネットといった通信環境は最優先で用意してください。
②事務用品
・紙製品(コピー用紙、事務用封筒、付箋)
・接着用品(セロハンテープ、のり)
・修正用品(修正テープ、修正ペン)
・裁断用品(カッター、ハサミ)
・結束用品(ホッチキス、クリップ)
・ファイル用品(クリアファイル、バインダー)
・その他(タイムカード、ラベルプリンター)
必要となる事務用品は、企業によって異なります。
今までの業務で使用してきたものをそのまま持ち込んだり、新たに購入したりすると良いでしょう。
新規でオフィスを開設する場合は、上記を参考に事務用品を揃えてください。
③オフィス家電
・電子レンジ
・電気ポット
・空気清浄機
・加湿器
・掃除機
社員が長時間過ごすオフィスには、自宅と同様の家電が必要となります。
食品を保管できる冷蔵庫や温かい食事を用意できる電子レンジ、来客用のお茶を用意するための電気ポットなど、生活する上で最低限必要となる家電は用意しておきましょう。
また、オフィス内を清潔に保つためにも、空気清浄機や掃除機も忘れずに用意してください。
④オフィス家具
・オフィスチェア
・ロッカー
・キャビネット
・ホワイトボード
・金庫
・その他備品(ゴミ箱、時計、傘立て)
オフィス開設後に必要なものを買い足していくという形でも構いませんが、デスクやチェアといった業務に関わる家具は、オフィス開設日までに揃えておく必要があります。
家具は、注文したからといってすぐに手元に届くとは限りません。
購入から入手までに日数がかかることもあるので、オフィスレイアウトが決まり次第、すぐに必要なものを注文しましょう。
⑤緊急時の備品
・1日3食分の食料(社員の人数分)
・電池、バッテリー、携帯用ライト
・毛布、カイロ
・衛生用品、生理用品
・簡易トイレ
・簡易薬(胃腸薬や解熱薬)
業務に直接関係はありませんが、緊急時の備品もオフィスに欠かせません。
震災が起こって帰宅困難者が出た場合、社内に複数の社員が留まることになります。
東京都では、「東京都帰宅困難者対策条例」が制定されているため、企業には緊急時の備品を備えておく努力義務が発生します。
東京都に限らず、社員の命や安全を守るためにも、緊急時の備品も忘れずに揃えておきましょう。
オーダーメイドが必要なもの3選
オフィス開設に必要なものは、すぐに購入できるものばかりではありません。
オーダーメイドが必要なものもあり、用意するまでに数週間から数ヵ月を要する場合があります。
オフィス開設が決まったら、早急に注文しましょう。
会社ロゴ
看板や社用車、名刺やホームページなど、会社の顔となるロゴは様々なシーンで活躍します。
会社ロゴが決まらなければ用意できないものも多いので、会社ロゴは早い段階で決めておくと良いでしょう。
自社内でロゴをデザインするのか、外部に委託するのかといった選択も重要です。
印鑑
ビジネスシーンにおいて印鑑を使用する機会は少なくなっていますが、オフィスに一つは必要なものです。
商標登録の際に代表者の押印が必要となったり、宅配物の受け取りにも印鑑が必要となったりします。
印鑑がなければ必要な手続きができないこともあるので、忘れずに用意しておいてください。
名刺
名刺は会社の顔であり、社員個人のイメージを決定付ける重要なアイテムです。
慌てて作成すると見栄えが悪くなってしまうこともあるので、自作する場合は、フォトショップのようなデザインツールを駆使して丁寧に作成してください。
デザインに自信がないという場合には、デザイナーに委託するというのも一つの手です。
オフィス開設に合わせて、名刺も一新しましょう。
オフィス開設は必要なものを揃えて万全に!
オフィス開設に必要なものはたくさんあり、一度に全て揃えることは難しいかもしれません。
まずは必要なものをリストアップして、優先順位をつけましょう。
重要度の高い事務用品やオフィス家具・家電から優先的に揃えて、落ち着き次第、インテリアや備品を揃えると準備の負担を軽減できます。
計画的に行動して、スムーズにオフィス開設を完結させましょう。
オフィス開設に必要なものだけでなく手続きについても知りたいという方は、以下の記事を参考にしてください。